2020/05/17
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アドバイスを求めるときの3つの条件

両親?
親友?
このアドバイスをする相手によってすでに結果が決まっている場合があります。
皆さんこれに気づかず、自分の意思で決めている、と勘違いしているケースがあります。
今回は、このテーマで書いてみたいと思います。
目次
- ○ アドバイスを求めるべき相手
- ・あなたのことを思ってくれる人
- ・経験者、もしくは知見のある人
- ・客観的にアドバイスしてくれる人
- ○ 注意すべきこと
- ・自分が考えている結果に導く人に聞いている
- ・経験者や知見のある人に聞いている
- ・さまざまなバイアスに翻弄される
- ○ まとめ
アドバイスを求めるべき相手
アドバイスを求めるべき相手を見誤ると大変なことになります。
そうならないために、まずアドバイスを求めるべき相手をしっかりと見極めましょう。
あなたのことを思ってくれる人
第1の条件は、あなたのことを思ってアドバイスしてくれる人です。
ご両親、友人、知人、どんな人であってもあなたのことを思ってアドバイスしてくれる人であれば大丈夫でしょう。
あなたの性格や思考、現状や将来望むべきことなど把握していなければ的確なアドバイスも、想いのあるアドバイスもできません。
そのため、近しい人の方がいいでしょう。
親友などの場合が多いと思いますので、アドバイスをもらうまでいかなくとも愚痴を聞いてくれるなど恩恵があるのも良い点です。
経験者、もしくは知見のある人
第2の条件は、経験者、もしくは知見のある人です。
いくら親しくあなたのことを思ってくれる人であってもその道を経験したこともなければ、知見もない、というのではアドバイスはもらえません。
特に婚活は昨今増えてきているとはいえ、それほど多いとは限りません。
恋愛結婚した人に、お見合い結婚や婚活事情を聞いても的確なアドバイスはもらえないでしょう。
アドバイスは聞くだけでなく、それを元に行動を変えようとしているわけですから、意味のあるアドバイスでなければなりません。
しかも、自ら実践していたり、実践をフォローして得た活きた情報からくるものでなければ実践向きとは言えません。
そのため、経験者、もしくは知見のある人を選びましょう。
客観的にアドバイスしてくれる人
第3の条件は、客観的にあなたを見てアドバイスをしてくれるかどうかです。
あなたに対する想いが強く親身になってアドバイスしてくれても、あまりにも前のめりになって客観的な視点になっていなければ意味がありません。
いくら経験者であっても、その経験のすべてがあなたにも当てはまるとは限らないからです。
つまり、あなたの状態をきちんと把握し、第三者の視点で客観的に見てアドバイスをくれる人でなければならないということです。
注意すべきこと
さて、アドバイスを求める相手に関する条件面はご理解いただけましたでしょうか?
なかなかすべての条件をクリアする人はいないかもしれません。
そのため、ある程度条件をクリアした人に聞いたり、手短に近い人に聞いたりすることもあるでしょう。
そういうときに気をつけなければならないことがあります。
あなた自身に問題があることもありますので、一度見つめなおしてみてください。
自分が考えている結果に導く人に聞いている
アドバイスという形を借りて、自分を後押ししてほしいと思っているケースです。
人は意識の中にバイアス(偏り)を持っています。
アドバイスを求めているとき、あなたは Yes も No も半分ずつという状態で聞いてますか?
なんとなくこちらの方が良いだろう、と思って聞いてたりしませんか?
これがバイアスです。
つまり、あなたは自分の中である程度答えを決めていて、それに賛同している人の意見を求めているとも言えます。
人は、自分に都合の良いことは聞いて、都合のよくないことは聞かない、という都合よくできていますので、より拍車がかかることでしょう。
あなたの考えに近い人にアドバイスを求め、そのアドバイスは都合が良いのでよく聞く...
そうだとするともう結果は見えてますよね。
本当に自分の知見や感覚に頼らず、意味のある良いアドバイスを求めようとした場合、逆の意見をもつ人のアドバイスも聞いた方が良いということです。
結構大事なポイントですので、注意するようにしてください。
経験者や知見のある人に聞いている
アドバイスを求めようとする段階で、すでに結果がほぼ決まってしまうケースです。
例えば、あなたが付き合っている相手と別れた方が良いかアドバイスを求めたいとします。
その時に、別れた経験がある人に聞いたとしたらどうでしょう。
経験者によるアドバイスの大半は、悩みを解消した後に得られる状況や環境についてです。
そのため、別れた後の快適さ、自由さ、自分にかけられる時間などを推してくることになります。
さて、あなたはどう思うでしょうか?
「別れた方が快適そうだな」
「別に独りになってもみんなと遊びに行けるから寂しくなさそうだな」
など、どんどん別れにひっぱられてしまうことになります。
特に「別れ」などの場合は、アドバイスをしているようでそうでなく、自分たちの仲間を増やそうとする人も一定数います。
つまり、早く分かれて一緒に遊ぼうよ、という人たちですね。
とすると、そういう人たちにアドバイスを求めた時点ですでに大半の結果は決まっていたということです。
これが、経験者に聞いたことによる問題です。
あまり、客観性に優れているとはいえないので、冷静になって考えてみればわかることかもしれません。
しかし、悩んでいるときはそんな状態ではありません。
ですので、知識として覚えておきましょう。
さまざまなバイアスに翻弄される
上ででも少しでてきましたが、バイアスによる問題です。
自分に都合の良い意見ばかり取り上げたり、自分に不得意なところだけ課題に評価したり、先入観を優先して評価したり...
人は、さまざまなバイアスを持っています。
つまり、一つの情報を客観的にみることは容易なことではなく、すごく難しいということです。
アドバイスを求めるときは、悩んでいる状態ですし、それこそ冷静ではいられません。
そうすると、陥りやすいのがバイアスです。
落ち着いた状態でも陥るものですので、当然です。
だからこそ、客観的な目線でアドバイスしてくれる人でなければならないということです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
あなたのまわりに 3条件を満たしている人はいましたでしょうか?
1.あなたのことを思ってくれる人
2.知見を持っている人
3.客観的にアドバイスをしてくれる人
なかなかいないのが実状でしょう。
結婚相談所のカウンセラーは、上記の3条件をすべて満たしています。
しかも、特定の結果にあえてひっぱろうとすることもありません。
当然、結婚を望んでいる人たちに対してサービスを提供しているわけですから、結婚をするためのあらゆるノウハウやテクニックも伝授されることでしょう。
結婚相談所はそういうところなのです。
さて、あなたはどのように婚活をしているでしょうか?
不安なこと、困ったことがあったらどのように解決しているでしょうか?
独りでの婚活には限界があります。
もし少しでも今回の記事で思い当たるところがあるなら、結婚相談所も検討してみてください。
あなたの心の負担が少しは軽くなると思いますよ。
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