2020/03/27
BLOG データ
若者たちの共働き志向は、初の5割越え!!

今回は、このデータを参照しながら深堀りしてみたいと思います。
目次
男子学生の共働き志向が初の5割超え!
マイナビの調査によりますと、来年大学を卒業する現学生にアンケートしたところ、初めて 56.5% と前年比 7.0pt 増となったとのことです。
女子学生はもともと高い傾向があったものの、こちらも 74.3% (前年比 3.5pt増)と高水準。
女性側としては自分のことですので自身も働く意思を示しているわけですが、男性側としては自身が働くだけでなく妻にも働いて家計を助けてほしいという気持ちの表れがアンケート結果に色濃く出た感じになります。
「令和時代の結婚は、共働き前提」なんて言われますが、まことしやかに言われるだけでなく、まさしくデータとしても出てきた結果ですね。
この結果に呼応する形で、「育児休暇をとってでも子育てに参加したい」というアンケート結果もあり、家事も育児も仕事も男性女性の隔たりなく一緒に頑張ろう!という意思が見て取れます。
マイナビ 2021年卒大学生のライフスタイル調査<働き方編 >:図4
逆に、専業主婦志向は減少
逆に専業主婦志向は減少傾向。
男性の方は 40% を大きく割り、女性の方は 20% を大きく割り込んできています。
共働き志向が上昇しているので、こちらが減少しているのはまさしくその通りな感じですね。
マイナビ 2021年卒大学生のライフスタイル調査<働き方編 >:図5
男女間で異なる気になる社会問題
これから社会人になる学生が気になっている社会問題のアンケートですが、これには男女間で違いがあります。
どのような違いがあるか見てみましょう。
男性は文系/理系によって違いはあるものの、共通して言えるものは「これから社会人になるにあたってぶち当たる壁」です。
・高齢化社会
・介護問題
・非正規雇用
・労働問題
・格差社会
など、仕事を頑張っても見えてこない未来や自分たちが支えていかなければならない高齢者など、これから生活していく中での苦労を見てしまっているだろうというのが垣間見えます。
対して女性は、「子供に関する課題」について気になる傾向があります。
・少子化
・いじめ問題
・教育問題
など、母となった場合に子供に課される命題をすでにくみ取ってしまっているといったところでしょうか。
男女ともに共働き志向が強くなってきているものの、心にある課題としては、男性は「家計を支える存在」として、女性は「子供を産む存在」として異なる視点でみているようです。
これは面白いデータですね。
マイナビ 2021年卒大学生のライフスタイル調査<働き方編 >:図6
子供に対する意識も男女間で異なる
男女ともに 2人以上は欲しいと考えている、というのは変わりません。
しかし、その中身は少し男女間で違いがあります。
男性は「少し高低はあるものの高い水準で維持」、女性は「年々減少傾向」。
やはり、女性も仕事がしたいという気持ちもあり、子供は欲しいもののすぐに復帰して仕事したい、という気持ちの表れかもしれませんね。
マイナビ 2021年卒大学生のライフスタイル調査<働き方編 >:図7
まとめ
今回は、マイナビの調査をもとに掘り下げてみました。
まとめますと以下のような感じです。
▼男性
・パートナーには仕事をして家計を助けてほしい
・家計を支える意志が強い
・子供は 2人ぐらいはほしい
▼女性
・自身も仕事をして家計を助ける意志がある
・子供のことや将来を憂いている
・子供は 2人ぐらいはほしいが働く意思も強い
なかなか相手の考えていることを探るのは難しいですが、これからの結婚はこれがベースになってくるという意識をもっておくと楽ですね。
ランコントル・シャルマンでは、若い方々の声にも耳を傾けご対応しております。
もちろん、結婚や恋愛のお悩みだけでなく、お仕事などのご相談も受けています。
皆さまが将来を憂う姿は、上記のように内容は変わってきているものの、今も昔も変わりません。
ご自身だけで悩んでいてもなかなか解決しません。
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あなたの婚活も少しは楽になると思いますよ。
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